GW前半・満喫!鎌倉ライフ |
我が家は今年は遠出をせず、家や近場で過ごしました。
家では入梅前の完成を目標にこのところ休みごとにがんばっているアプローチの整備を進めました。
GW中に車で買出しに行くことは時間の無駄なので(大渋滞にはまるだけ)、予め材料は購入して配達してもらっておいて。
私は主に草抜きを担当し、夫は力仕事のコンクリートこね&流し込み作業に従事。
ほっかむりにマスク姿で夫婦で黙々と作業をしていたら、お散歩中のお隣のオーバー90のおばぁちゃまが近寄ってこられて曰く、「ありがとうございます、きれいにしてくださって」と。
隣地とはいえ自分たちの土地を整備して人からお礼を言われるのもおかしなものですが、どうも完全に私たちを職人と思い込まれていたようで・・(何度もお会いしてお話もしている間柄ながら)f^^;。
「お近くですの?それはよかった。遠くからだと大変ですものね」「お茶でも入れましょうか」などと労いの言葉もかけていただいてしまったのでした。
この日は肉体労働でへろっへろに疲れていたのですが、その晩最近知り合った人が関係しているイベント*が逗子であり、前から興味もあったので、文字通り重い腰(?!)を上げてチャリで出かけました。
現地に着いたときには既にお目当ての映画は始まっていましたが、真っ暗な海岸をそぞろ歩いて砂浜に腰を下ろし、時折風ではためくスクリーンに映された映画を観るという、これまためったにできない乙な体験で、なかなかに楽しかったです。
この日上映された映画「エンド・オブ・ザ・ワールド」は竹中直人氏が選んだ映画とのことでしたが(当日早い時間にはライブやトークもあった模様)、若いカップルなどはもちろんのこと、我々のような家族連れが観ても楽しめるいい映画でした。
*逗子海岸映画祭~5月6日まで逗子海岸にて連日開催中
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毎年GW期間中は、駅の周辺や観光名所は普段にも増して多くの人出で混み合う(らしい)ので近寄らず、今年もせいぜいうちから徒歩圏内の狭いエリアをウロウロしました。
それでも、折りしも路地フェスタなるイベントが開催中だったこともあり、日頃あまり行かないような路地を歩いたり、近くてもなかなか利用する機会のないカフェに立ち寄ったりして、それなりに非日常的なお祭り気分を味わうことができました。
近所ということもあり、去年も足を運んだ路地フェスタの拠点のひとつ、カジュアートスペース。
普段は織りや染めの作家さんたちのアトリエとなっている場所なだけに、私的にはとてもそそられる空間なわけですが、ここがよいのはおいしいお料理もいただけること。
おかげで家族で楽しめます。
古民家の裏庭というひなびつつも味わいのある心地よい空間でいただいたのは、スモークプレート、石窯ピザに女川カレー。
今やすっかり我が家に定着した夫のスモークベーコン作りは、去年ここでベーコンをいただいてそのおいしさに感動し、本を購入したのがきっかけでした。
去年同様横須賀の造り酒屋さんの出店もあって、いける口の夫はそちらも堪能していました。
私と娘は楽しくお買い物。
去年長谷の市でも買った陶製のボタンです。
どれもかわいくて選ぶのに苦労しましたが、その時間もまた楽しくて。
裏側にループ状の突起があるので、ピンかひもを通してブローチか何かにしようと思います。
カジュからそう遠くない場所に、お気に入りのカフェ*があります。
ここはお庭といい建物といい、これぞひとつの理想形といいたくなるような素敵な場所。
室内からガラス越しに見えるお庭の緑がきれいな時期で、通された席が奥のゆったりしたソファー席だったこともあり、もう最高に(我が家以上に?!^^;)くつろいでしまいました。
*cafe kaeru: 鎌倉市二階堂936
前回初めて訪れたときにはランチをいただきましたが、今回は飲み物とお菓子をいただきました。
家族3人それぞれ別のものを注文してシェアしたのですが、娘の選んだ焼き立てアップルパイのおいしかったこと!
香りのよいコーヒーも文句なしでしたが、娘の頼んだジンジャーミルクティーがこれまたおいしくて。
次は私もこのチョイスで行こう♪と思ったのでした。
(あ、でもランチもおいしかったので、両方セットがいいかも・・^m^)
首都圏にしては自然が豊かで素敵なお店や楽しいイベントもあり、観光地でありながら一歩路地へ入れば静けさに包まれる・・
そんな魅力溢れる街で暮らす(=わざわざ出かける必要がない)幸せを、たんまりと味わったGW前半でした。