アミュレケース |
クロバーさんの新しいかぎ針、アミュレ。
モニターに当選して3本いただいたのが去年の10月のことでした。
(こちらにレポートがあります)
その後、今度はその収納ケースのコンテストが企画されまして。
なんでも応募すればもれなく参加賞がいただけるとのことで、いそいそ応募してみることにしました。
手法は編み物、ソーイングetc..なんでもOKとのこと。
締め切りまで結構時間があったので、どうやって作ろうかと悠長に考えを巡らしていたら、あれよあれよという間に締め切り目前に。。
結局パッチワーク風ソーイングで行こうと決めたのはお正月が開けてからで、製作着手にいたってはほんの数日前となってしまいました。
そんな製作秘話(?)についてはまたの機会に上げるとして、早速出来上がった作品とその作り方に移りましょう。
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用意するもの:
・6×6cmの好みの布 15枚
・出来上がり寸法(18cm×30cm)のフェルト地 1枚
・内布(34cm×60cm)1枚
・接着芯(18cm×30cm*)1枚
*補強のためポケット部分にも芯を貼りたい場合18cm→33cmとする
・スプレーのり
・ひも(50cm程度)
・縁かがり用の糸(中細程度)
・かぎ針
(・ボタン1つ~お好みで)
作り方:(こちらに補足説明アリ)
<表地>
1)フェルト地にスプレーのりを吹き付ける
このとき、飛散したのりが周囲につかないよう敷物を敷いたり箱で囲いするなどしてガードするとよい
2)1)へ正方形にカットした15枚の生地を縦3段、横5列配置して貼り付ける
(あらかじめ配置を決めておいてからのりを吹き付けるべし)
3)赤の点線部分をはぎ合わせるように上からジグザグステッチする
普通のジグザクだと後でほどけやすいので、ステッチの細かいものがよい
ミシンにそういったステッチがない場合は手で縫い合わせてもよいかも(ただし細かくステッチするべし)
なお、生地の端は切りっ放しでOK
4)縦(短い方)方向に各列の真ん中でカットする
縦に3色パッチワークされた細い短冊状のものが2枚(元の状態の両脇)、6枚パッチが4枚できる
5)上下左右を入れ替えるなどして適宜柄が分散するよう配置しなおし、再びミシンでステッチ(下図の青い点線/生地は重ねず付き合わせて縫う)してそれぞれをはぎ合わせ、出来上がりサイズの1枚にする
6)生地を90度回転し、4)のときのように縦方向に各列を3分割(4)では2分割)する
このときの幅はランダムでよい
7)5)と同様にして出来上がりの一枚に縫い上げる(赤い点線部分をステッチ)
以上で表(外側)地の完成
<内側(収納部分)>
1)内布の図の位置に接着芯を貼り、ポケット及びプラップ部分を折りたたんでアイロンで押さえる
2)ポケット部分をステッチし、両端を裏側へ折りたたんで(青線=出来上がりの幅で*)アイロンをかける
*先に仕上がっている表布の幅に合わせる
<仕上げ>
1)完成した内外2枚の布の裏面同士を合わせて周囲(4辺)を縫い合わせる(赤い点線)
※このとき片側中央(赤い印のあたり)にヒモを挟み込む
2)縁から5~6mmの位置(1)の縫い目が隠れる位置)にぐるり一周ポンチ等で穴を開ける
(縁取り用の糸の太さにもよるが、大体7~8ミリ間隔で)
3)中細程度の糸を使って縁編み*をする
(*細編み1、鎖編み1の繰り返し)
以上で完成です!
早速アミュレを収納してみます
調子に乗ってほかのものも^^
持ち運び中に中身が抜け抜け落ちないようにフラップをつけてみましたが、アミュレに関してはグリップがすべり止めとなるため被せなくても大丈夫でした。
中身を入れたら端からくるくると巻いて、ひもを巻きつけてとめます。
好みでボタンをつけても♪
※追記:補足説明あります(1月20日更新)