2011年 08月 07日
庭の花・野菜編 |
8月。
青空には真っ白な入道雲がこんもりと浮かび、さまざまな種類のセミが競うようにけたたましく鳴き声を張り上げています。
先月の終わりごろからしばらく梅雨のようなすっきりしないお天気が続いていましたが、ようやく晴れて正真正銘の夏がやってきました。
ゴーヤ、トマト、ナス、オクラ、ズッキーニ、パプリカ、南瓜にスイカ・・
うちの庭に植わっている夏野菜たちです。
本来ならもうとうに収穫期を迎えていてしかるべきなのですが、種まきや植え付けが遅れたため、大半がまだ花を咲かせ始めたばかり。
(例外:ジャガイモ、花豆、落花生)
常識的にはもはや収穫は望めないだろうと思われるものもあるものの、厳しい残暑に一縷の望みをかけて?ダメ元で観察(栽培というほどのことは何もしていないに等しいので☆)を続けています。
南瓜。
この2週間でかなりツルを伸ばしました。
やっと花が咲き出しましたが、今のところまだ雄花のみです。
花、葉ともこの虫(ハウリムシというらしい)にえらく好かれていますが、幼苗のころこそ食べつくされるのではないかと心配したものの、生長して葉の数も増えた今は株に与える影響も大したことなさそうなので、気にせず放置しています。
ズッキーニ。
花は南瓜と形もサイズもそっくり。
(南瓜は縁がフリフリしているのに対してこちらは直線的、という違いは見受けられますが)
でも、南瓜のように蔓を伸ばすことはなく、葉の形や大きさもずいぶん違います。
葉にはスイカに似た切れ込みが入ってステムも長く、お日さまに向かってピンと立つ様子は南瓜というよりフキのよう。
雌花の姿も見えますが、根元が葉っぱの茎でジャングルのようになっており、果たしてスペース的に充分生長できるものやら・・
ちょっと対策した方がよさそうです。
イギリスのThompson & Morgan社から取り寄せたCliming bean 'Borlotto Lingua di Fuoco(Firetongue)'。
白い斑の入ったピンク色の鞘の安価にうずら豆のような模様の豆ができる、インゲン系の変わったお豆です。
(こちらの画像に写真付種袋が写ってます)
これより前にビニールポットで育苗後植えつけた虎豆の発育状態が思わしくなく、つるをほとんど伸ばさず支柱に絡みもしなかったので、同じ場所へ急遽後から直播しました。
こちらはよほど調子よくつるを支柱に絡ませ、花も付け出しました。
これはその最初の一輪です。
こちらも同じくインゲン豆の仲間で花豆です。
10年ほど前札幌の市民農園で初めて作った際、その赤い花と未熟果の色の息を飲む美しさに心を打たれ、あの感動をもう一度とばかりに再び播いてみました。
同時に播いた虎豆よりはるかに勢いがあり、支柱にもぐんぐんまきついて次々に真っ赤な花も咲かせていたので、貧相な我が家の畑の期待の星だったのです・・
が、一向に鞘の姿が見られず、どうも花が受粉前にぽろっと落ちてしまっているようだったので、原因を探るべく調べてみたところ、驚いたことに花豆は冷涼地の作物で、開花時に気温が30度あると落花するとあるではないですか。
これには大変ショックを受けました。
あんなに放っておいてもじゃんじゃん実のなるカンタンな作物はないと思っていたのに、そんな性質だったとは。。
ところが、ついに発見したのです!
小さな鞘ベビーがついているのを・・。
先週あたりまで梅雨のような天候が続いて気温も低めだったせいでしょうか。
贅沢は言いません。
ひとつでもいいので、ちゃんとおっきくなっておくれ!
6月半ばに苗を買って植えつけた小玉スイカ。
フキやミョウガの群落がある日当たりのあまりよくない斜面にスペースを作って植えたのですが、そこそこお気に召したようで元気に生長しています。
つるの伸びようはカボチャの比でなく、たった2株でいまや一面スイカの葉の海のよう。
ようやく雌花が咲き出したので、別のつるから雄花を摘んできてくっつけ受粉させました。
じきに埋もれてどこだかわからなくなるので、目印にリボンをつけました。
ゴーヤともども緑のカーテン役を担わせているヘチマ。
地植えにしたものの土がやせている上、斜面で水が切れがちなせいか、いつまでたってもひょろ~としてあまり勢いがありません。
一応生長はしているものの、ようやく2階に届こうかというところです。
それでもどうにか花芽が上がり始めました。
ゴーヤはスイカや南瓜のように一輪ずつの花ですが、ヘチマはこんな風に塊になっているのですね。
ミョウガの花。
先日ネタにしたヤブミョウガもそうですが、もともと土地にあったもので、庭のあちこちでいくつもコロニーを形成している割には、「実」の収穫が今のところまだたったの3個っきりと想定外の少なさ。
でも、去年10月に2つばかり収穫した記録があるので、今後に期待したいところです。
本来花の咲く前に収穫すべきでしたが、貴重な実なのでこの際気にしていられません。
ナスと一緒にお味噌汁の具にして、大変おいしくいただきました。
実(蕾?)の中にはなんと、5つもの花芽が潜んでいましたよ。
カラスウリの花を見つけました。
これも庭のいたるところからわらわら萌えてきたものが方々へツルを伸ばしていますが、いよいよ花をつける時期になったようです。
左のはどうやら咲いた後のもののようですね。
カラスウリは夜咲くため、そのレーシーな花を見ることができないのが残念です。
青空には真っ白な入道雲がこんもりと浮かび、さまざまな種類のセミが競うようにけたたましく鳴き声を張り上げています。
先月の終わりごろからしばらく梅雨のようなすっきりしないお天気が続いていましたが、ようやく晴れて正真正銘の夏がやってきました。
ゴーヤ、トマト、ナス、オクラ、ズッキーニ、パプリカ、南瓜にスイカ・・
うちの庭に植わっている夏野菜たちです。
本来ならもうとうに収穫期を迎えていてしかるべきなのですが、種まきや植え付けが遅れたため、大半がまだ花を咲かせ始めたばかり。
(例外:ジャガイモ、花豆、落花生)
常識的にはもはや収穫は望めないだろうと思われるものもあるものの、厳しい残暑に一縷の望みをかけて?ダメ元で観察(栽培というほどのことは何もしていないに等しいので☆)を続けています。
南瓜。
この2週間でかなりツルを伸ばしました。
やっと花が咲き出しましたが、今のところまだ雄花のみです。
花、葉ともこの虫(ハウリムシというらしい)にえらく好かれていますが、幼苗のころこそ食べつくされるのではないかと心配したものの、生長して葉の数も増えた今は株に与える影響も大したことなさそうなので、気にせず放置しています。
ズッキーニ。
花は南瓜と形もサイズもそっくり。
(南瓜は縁がフリフリしているのに対してこちらは直線的、という違いは見受けられますが)
でも、南瓜のように蔓を伸ばすことはなく、葉の形や大きさもずいぶん違います。
葉にはスイカに似た切れ込みが入ってステムも長く、お日さまに向かってピンと立つ様子は南瓜というよりフキのよう。
雌花の姿も見えますが、根元が葉っぱの茎でジャングルのようになっており、果たしてスペース的に充分生長できるものやら・・
ちょっと対策した方がよさそうです。
イギリスのThompson & Morgan社から取り寄せたCliming bean 'Borlotto Lingua di Fuoco(Firetongue)'。
白い斑の入ったピンク色の鞘の安価にうずら豆のような模様の豆ができる、インゲン系の変わったお豆です。
(こちらの画像に写真付種袋が写ってます)
これより前にビニールポットで育苗後植えつけた虎豆の発育状態が思わしくなく、つるをほとんど伸ばさず支柱に絡みもしなかったので、同じ場所へ急遽後から直播しました。
こちらはよほど調子よくつるを支柱に絡ませ、花も付け出しました。
これはその最初の一輪です。
こちらも同じくインゲン豆の仲間で花豆です。
10年ほど前札幌の市民農園で初めて作った際、その赤い花と未熟果の色の息を飲む美しさに心を打たれ、あの感動をもう一度とばかりに再び播いてみました。
同時に播いた虎豆よりはるかに勢いがあり、支柱にもぐんぐんまきついて次々に真っ赤な花も咲かせていたので、貧相な我が家の畑の期待の星だったのです・・
が、一向に鞘の姿が見られず、どうも花が受粉前にぽろっと落ちてしまっているようだったので、原因を探るべく調べてみたところ、驚いたことに花豆は冷涼地の作物で、開花時に気温が30度あると落花するとあるではないですか。
これには大変ショックを受けました。
あんなに放っておいてもじゃんじゃん実のなるカンタンな作物はないと思っていたのに、そんな性質だったとは。。
ところが、ついに発見したのです!
小さな鞘ベビーがついているのを・・。
先週あたりまで梅雨のような天候が続いて気温も低めだったせいでしょうか。
贅沢は言いません。
ひとつでもいいので、ちゃんとおっきくなっておくれ!
6月半ばに苗を買って植えつけた小玉スイカ。
フキやミョウガの群落がある日当たりのあまりよくない斜面にスペースを作って植えたのですが、そこそこお気に召したようで元気に生長しています。
つるの伸びようはカボチャの比でなく、たった2株でいまや一面スイカの葉の海のよう。
ようやく雌花が咲き出したので、別のつるから雄花を摘んできてくっつけ受粉させました。
じきに埋もれてどこだかわからなくなるので、目印にリボンをつけました。
ゴーヤともども緑のカーテン役を担わせているヘチマ。
地植えにしたものの土がやせている上、斜面で水が切れがちなせいか、いつまでたってもひょろ~としてあまり勢いがありません。
一応生長はしているものの、ようやく2階に届こうかというところです。
それでもどうにか花芽が上がり始めました。
ゴーヤはスイカや南瓜のように一輪ずつの花ですが、ヘチマはこんな風に塊になっているのですね。
ミョウガの花。
先日ネタにしたヤブミョウガもそうですが、もともと土地にあったもので、庭のあちこちでいくつもコロニーを形成している割には、「実」の収穫が今のところまだたったの3個っきりと想定外の少なさ。
でも、去年10月に2つばかり収穫した記録があるので、今後に期待したいところです。
本来花の咲く前に収穫すべきでしたが、貴重な実なのでこの際気にしていられません。
ナスと一緒にお味噌汁の具にして、大変おいしくいただきました。
実(蕾?)の中にはなんと、5つもの花芽が潜んでいましたよ。
カラスウリの花を見つけました。
これも庭のいたるところからわらわら萌えてきたものが方々へツルを伸ばしていますが、いよいよ花をつける時期になったようです。
左のはどうやら咲いた後のもののようですね。
カラスウリは夜咲くため、そのレーシーな花を見ることができないのが残念です。
by lykke_TAK
| 2011-08-07 01:21
| 庭と畑