独仏パン屋対決!?@鎌倉 |
バス通りに出て、先日夫がひとりで入ってみたら案外おいしかったという食堂の前を通り、駅とは反対方向へ少し歩いたところ、忽然と目の前に見覚えのないお店が。
「こんなとこあったっけ?」
「カフェかねぇ・・?」
夫と二人して首をかしげつつ近寄って看板の文字を読んでみると・・
'Mon Peche Mignon'
「ビゴの店」
えっ、ビゴってあのパン屋さんの?!
お店は閉まっていましたが、中の明かりが灯っていたので覗いてみると、いかにもそれらしいパンの姿がちらほら・・。
どうやら間違いなさそうです。
お店はバス通り沿いながら、店舗の前に10台分ほどの駐車スペースがあり、狭いながらもその奥にオープンカフェスペースもあって、早晩新たな観光あるいはデートの際の立ち寄りスポットとなりそうな感じがします。
しかも、昔から地元のパン屋として親しまれているベルグフェルド(ドイツパン)に対抗するかのように、目と鼻の先に出店するとは・・
ビゴさんもなかなかやりますねぇ。
それにしても一体いつの間に・・
車でよく通る道なのに、全然気づきませんでした。
そして、その翌日(昨日)。
夫がテニスに行った帰りに通りがかると、お店の前にいかにも開店祝い風の胡蝶蘭の鉢植えが並び、カフェスペースも賑わっていたというではないですか。
ちょうど翌朝用のパンがなかったので、買い出しがてら立ち寄ってみることにしました。
行ってみてわかったのですが、昨日はレセプションで、通常の営業は正式オープンの7日以降とのこと。
一瞬パンは買えないのか・・とがっかりしかけましたが、少しながらあったので、バゲットなど3種類買いました。
(焼き菓子は沢山ありましたが、そちらは今後のお楽しみにとっておくことに^^)
そして、せっかくなので、おすすめされるまま試食用のパテやらオリーブオイルやらをパンにつけていただいたのですが、これがとてもおいしくて。
個人的にはグレープマスタードといったかな?フルーティーな甘さのある深紫色のマスタードが特に気に入りました。
あと、サーディンのクリームも。
一瓶700~1,000円くらいと普段使いにはちょっと贅沢な感じですが、そのうち何かにかこつけて買ってみたいと思います。
思いがけずレツェプチォンを堪能してお店を出たところに、見覚えのある白髪の老人の姿が。
ビゴさん、その方ご本人でした。
以前住んでいた東京の家の近くにもお店ができ、駐車スペースの脇に顔写真つきの看板がでかでかと出ていて、しょっちゅうその前を通っていたものだから、すっかりお顔が目に焼きついてしまっていたんですね。
思わず「ビゴさんですか?」とお声をかけると、
'Oui!'
ということで、しばらくおしゃべりしてしまいました。
前住んでいたところにもビゴさんのお店が出来て、こちらへ引っ越したらまた近くにビゴさんのお店ができて・・
とお話したら、
「ラッキーですね!」
「浮気はしないでよ~。ほんまに、よろしくお願いします☆」
と茶目っ気(&商売っ気も^^)たっぷりに流暢な(かつ関西弁まじりの)日本語で応じられ、'Au revoir!'と笑顔で握手。
なんとも気さくなビゴさんなのでした。
リンクを貼らせていただいちゃおうとビゴの店のサイトをチェックしてみたのですが、どうもまだその情報はUPされていないようで見当たらず。
でも、昨日もお見かけしたパティシエさんと思しき方(かな?違ってたらゴメンなさい)のサイトでは紹介されていたので、間違いはないかと・・^^。
場所は金沢街道沿い、岐れ道交差点からすぐのところです。
(追記:ココに情報ありました!)
しっかりカメラを持っていったのに、舞い上がって?すっかり写真を撮り忘れ、後になってビゴさんと一緒に夫にとってもらえばよかった!と後悔(←ミーハー心全開!)。
そんなことで、お店の画像は一枚もありませんが、悪しからず。。
(そのうち折を見て撮れたらUPします~)