2011年 04月 08日
手づくりで応援 |
被災地で通園・通学に使うバッグがなくて困っている子供たちへ、手づくりのスクールバッグを贈ろうという企画*を知ってから5日。
回り道をしつつもどうにか完成させ、ようやく本日発送にこぎつけました。
*被災地の子供たちへ贈る「スクールバッグ」企画by日本手芸普及協会
いわゆるレッスンバッグ(もしくはおけいこバッグ)ですね
バッグの受付締め切りが4月15日ということで、今回ばかりはギリギリにならずに済みそうだったので、ブログで告知もできるかなぁなんて思っていたのです・・
が、なんと!
締め切り10日前にして既に目標を超える数の作品が集まったそうで、今後新たな呼びかけはしないようにとのお達し(?!)が出てしまいました。
(最新情報はコチラへ)
この企画を知ったのは先週末、日本ヴォーグ社の運営する手芸関連サイト「手づくりタウン」の事務局から臨時に届いたメルマガででした。
曰く、福島県で子育てのボランティアをしている団体から、現地で被災した子供達が通園・通学に使うバッグがなくて困っているとの連絡が日本手芸普及協会宛に入り、協会として1000個を目標に手づくりのスクールバッグを募集して現地へ贈りたい、とのこと。
先日のコレに続き、またしても手芸好きにうってつけのこの企画。
飛びつかずにいられるワケがありません。
早速協会のウェブサイトへ飛んで詳細を確認してみました。
ところが、そこには思いも寄らない「壁」がありました。
バッグの生地が「キルティング」に指定されていたのです。
(その後そうでなくてもよいことになりましたが、当初はそういうことになっていました)
おまけに、できればキャラクター生地がいいとまで書いてあります。
(こちらも同上)
個人的にどういうわけだかキルティング地があまり好きではなく(&キャラ系も苦手)、娘が通園・通学に使ったサブバッグもデニムやヒッコリーなどの厚手の生地を縫い合わせて作ったくらいで、手持ちが全くありません。
ほかの生地なら文字通り山のようにあるので、即制作に取り掛かれたのに・・
ありぎれを使えないとわかってすっかり意気消沈していたところへ、ツイッターのタイムライン上に押忍!手芸部の部長がうさこ(ミッフィー)柄のキルティング地で作られたバッグの画像が流れてきました。
なんでも、年男である自身のジャケットだかを作る予定だった生地を転用したのだとか。。
さらに曰く、「いざとなればかぶれる」。
・・・!
そうか、キルティング地にはそういう側面もあったのか。
それまで逡巡していたのが、部長のこの一言に背中を押され、手持ちの生地とキルト綿でキルティング地を作ることにしました。
(キルティング地はないのにキルト芯はあったのです)
ちなみに今回使ったこの生地。
かれこれもう13~4年前になるでしょうか、当時国際線スッチーだった友人にイギリスで買ってきてもらったローラアシ○レイのもので、予めパッチワーク用に約10センチ角にカットされた生地が複数柄セットになっています。
それを、ランチョンマットでも作るつもりだったのか、縦横3x4の計12枚縫い合わせたものがあり、今回のバッグのサイズにドンピシャだったため、目にした瞬間「これだ!」と。
で、同じものを柄を変えて増産し、同じサイズにカットしたキルト芯と縫い合わせてふかふかの生地に仕立て、脇を縫って袋にし、別布で内袋も縫い、取っ手(これだけは足りず買いました)を挟み込んで縫い合わせ、お名前シールをアイロンで貼り付けて(これも手持ち)・・
やっとこさ完成。
作り方も全然違いますけど、同じ用途は果たします(と思います^^)。
仕上げのアイロンがけをして、それぞれにメッセージカードもつけました。
1000個の目標達成前に間に合わなかった上、6日の段階で既に3000を超える数のバッグが集まっているようでしたが、引き続き15日までは受け付けるとあったので、今日ゆうパックで送りました。
スタッフの方々には仕分けや発送などのお手間をとらせますが、どうぞよろしくお願いいたします。
手づくりタウンのスタッフブログに、この活動の様子がレポートされています。
大変な作業を引き受けてくださり、全くありがたい限り・・m(__)m。
このような機会を与えてくださった関係者のみなさま、本当にありがとうございました!
---
この記事の編集中、これまでの余震の中では大きめかつ長めの地震がありました。
鎌倉市は震度2となっていますが、体感的にはもう少し強かったような気がします。
震源に近い宮城県の一部地域では6度強。
震災はまだ過去のものではない・・
回り道をしつつもどうにか完成させ、ようやく本日発送にこぎつけました。
*被災地の子供たちへ贈る「スクールバッグ」企画by日本手芸普及協会
バッグの受付締め切りが4月15日ということで、今回ばかりはギリギリにならずに済みそうだったので、ブログで告知もできるかなぁなんて思っていたのです・・
が、なんと!
締め切り10日前にして既に目標を超える数の作品が集まったそうで、今後新たな呼びかけはしないようにとのお達し(?!)が出てしまいました。
(最新情報はコチラへ)
この企画を知ったのは先週末、日本ヴォーグ社の運営する手芸関連サイト「手づくりタウン」の事務局から臨時に届いたメルマガででした。
曰く、福島県で子育てのボランティアをしている団体から、現地で被災した子供達が通園・通学に使うバッグがなくて困っているとの連絡が日本手芸普及協会宛に入り、協会として1000個を目標に手づくりのスクールバッグを募集して現地へ贈りたい、とのこと。
先日のコレに続き、またしても手芸好きにうってつけのこの企画。
飛びつかずにいられるワケがありません。
早速協会のウェブサイトへ飛んで詳細を確認してみました。
ところが、そこには思いも寄らない「壁」がありました。
バッグの生地が「キルティング」に指定されていたのです。
(その後そうでなくてもよいことになりましたが、当初はそういうことになっていました)
おまけに、できればキャラクター生地がいいとまで書いてあります。
(こちらも同上)
個人的にどういうわけだかキルティング地があまり好きではなく(&キャラ系も苦手)、娘が通園・通学に使ったサブバッグもデニムやヒッコリーなどの厚手の生地を縫い合わせて作ったくらいで、手持ちが全くありません。
ほかの生地なら文字通り山のようにあるので、即制作に取り掛かれたのに・・
ありぎれを使えないとわかってすっかり意気消沈していたところへ、ツイッターのタイムライン上に押忍!手芸部の部長がうさこ(ミッフィー)柄のキルティング地で作られたバッグの画像が流れてきました。
なんでも、年男である自身のジャケットだかを作る予定だった生地を転用したのだとか。。
さらに曰く、「いざとなればかぶれる」。
・・・!
そうか、キルティング地にはそういう側面もあったのか。
それまで逡巡していたのが、部長のこの一言に背中を押され、手持ちの生地とキルト綿でキルティング地を作ることにしました。
(キルティング地はないのにキルト芯はあったのです)
ちなみに今回使ったこの生地。
かれこれもう13~4年前になるでしょうか、当時国際線スッチーだった友人にイギリスで買ってきてもらったローラアシ○レイのもので、予めパッチワーク用に約10センチ角にカットされた生地が複数柄セットになっています。
それを、ランチョンマットでも作るつもりだったのか、縦横3x4の計12枚縫い合わせたものがあり、今回のバッグのサイズにドンピシャだったため、目にした瞬間「これだ!」と。
で、同じものを柄を変えて増産し、同じサイズにカットしたキルト芯と縫い合わせてふかふかの生地に仕立て、脇を縫って袋にし、別布で内袋も縫い、取っ手(これだけは足りず買いました)を挟み込んで縫い合わせ、お名前シールをアイロンで貼り付けて(これも手持ち)・・
やっとこさ完成。
作り方も全然違いますけど、同じ用途は果たします(と思います^^)。
仕上げのアイロンがけをして、それぞれにメッセージカードもつけました。
1000個の目標達成前に間に合わなかった上、6日の段階で既に3000を超える数のバッグが集まっているようでしたが、引き続き15日までは受け付けるとあったので、今日ゆうパックで送りました。
スタッフの方々には仕分けや発送などのお手間をとらせますが、どうぞよろしくお願いいたします。
手づくりタウンのスタッフブログに、この活動の様子がレポートされています。
大変な作業を引き受けてくださり、全くありがたい限り・・m(__)m。
このような機会を与えてくださった関係者のみなさま、本当にありがとうございました!
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この記事の編集中、これまでの余震の中では大きめかつ長めの地震がありました。
鎌倉市は震度2となっていますが、体感的にはもう少し強かったような気がします。
震源に近い宮城県の一部地域では6度強。
震災はまだ過去のものではない・・
by lykke_tak
| 2011-04-08 00:38
| 手作り(クラフト・DIY)