鎌倉梅見散策 |
ところが、私としたことがその日に限ってカメラを持参し損ねてしまい・・
(出掛けにバッグを変えたのが仇となりました☆)
にもかかわらず画像があるのは、お一人だけ持っていらした方が貸して下さったおかげ様。
Kさん、お気遣いいただき大変恐縮&感謝です~m(__)m。
最初に訪れたのは東慶寺。
北鎌倉駅から歩いて3分ほど、横須賀線の線路を挟んで円覚寺の向かいあたりにあります。
鎌倉時代に開かれて以降明治時代までは代々男子禁制の尼寺で、縁切(駆け込み)寺としても知られていたとか。
ちょうど何かの韓国映画のロケが行われていて、仏殿を見ることはできませんでしたが、お庭をゆっくり見てまわりました。
和紙の原料になるそう
黄色い花がちょうど見頃を迎えていました
奥にはハイキングコースへとつながっていそうな道がありましたが、今回は行かずに引き返しました。
次に訪れたのは浄智寺です。
浄智寺は鎌倉五山*のひとつ(第四位)。
*禅宗の寺に与えられた格付け
ちなみに第一位は建長寺で、二位は円覚寺、三位寿福寺、そして五位は浄妙寺となっています。
(以上、ネットの請け売りです^^;
このうち行ったことがあるのはまだ建長寺のみという・・それもウラから☆)
中には阿弥陀、釈迦、弥勒の三体が祀られ、各々過去、現在、未来を表しているのだそう
(田舎のおばぁちゃん家のように見えなくも・・^^;)
境内の一角にそびえる立派な樹。
てっきり松だろうと思いきや、コウヤマキとありました。
秋篠宮悠仁親王のお印の木ですね。
日頃園芸店などで苗木を見慣れているせいか、こんな巨木になるとは知りませんでした。
まるっこい字がかわいらしい♪
トンネルをくぐって・・
(右は反対側から見た絵)
ここから源氏山公園に続くハイキングコースがあるのですが、そちらも今回はスキップ。
またもやとって返して線路をくぐり、次の目的地へと向かいました。
途中、亀ヶ谷(かめがやつ。鎌倉では地名についた「谷」を「やつ」と読むことが多い)切通し*というところを通りました。
亀も上れないほどの急坂ということで名づけられたそうですが、昔はともかく道が舗装された今は全然たいしたことなかったです。
*切通しとは、山を人工的に切り崩して通りやすくした道のこと
鎌倉には全部で7箇所あるそうです
そのうち一箇所だけ(これとは別の場所に)以前行ったことがありました
海蔵寺に到着。
また花の時季に訪れてみたいです
岩窟の中に掘られた十六の井(十六井戸)。
井戸といっても深さは4~50cmと浅いようですが、それぞれが枯れることのない功徳水をたたえています。
(奥にある石造は観音菩薩と弘法大師)
お寺のパンフレットによると、もともとは鎌倉時代に数回起きた天災のために掘られたものが、その後どうやら使われなくなっていたのを、あるとき禅師の夢枕に観音様が現れて曰く「この井を掘り出し掃除をなさば、清水湧き出て再び霊験あらわれん」ということで、そのお告げに従ったところその通りになった、と言い伝えられているとのことです。
このあと、予定ではもう2,3箇所まわるつもりでいたのですが、時間がなくなったのでまたの機会に譲るとして、鎌倉駅の西口へ出てお昼にしました。
梅というと、このあたりでは十二所果樹園というところが見事なのだとか。
(今回も検討したのですが、雪の後で足元の状態がよくないだろうということで見送りました)
今はまだ3部咲きとのこと(1週間前のデータです)、これから見ごろを迎えるようなので、そのうちウォーキングがてら出かけてみたいと思います。
その前日、八幡宮にて↓。
修学旅行か何かの高校生グループが直撃されてズッコケてました