ワークショップで春のリース作り |
イベントを企画されたお店(「木木」)自体は鎌倉駅から徒歩数分のところにあるのですが、今回の会場は稲村ガ崎の山の上にある建築事務所の2階。
江ノ電の駅を降りて160段だかの階段を上った先にあるので歩きやすい靴を!とのことで覚悟をしていったのですが、事前の脅し(?)が奏功してか、拍子抜けするほど大したことなく感じられました。
でも、高度は結構あって、階段の途中でふと後ろを振り返れば、既に緑の木々越しに太平洋が。
そして当然、山のてっぺんにある会場からの眺めは絶景!
お天気さえよれればデッキに出たいところでした(・・昨日はとてもじゃないけどムリ!でしたが^^;)。
新築のしゃれた建物は中の空間も心地よく、庭の大木に来たうぐいすのきれいな鳴き声をBGMに、α波出まくりの楽しいひとときを過ごしました。
作ったのはこのペーパーリース。
デザイナーの岡さんが予め作っておいてくださった沢山の小さなお花の形のパーツに、それぞれ穴を開けたり折り曲げるなどの加工を施して、円く切られた紙の土台にひとつずつ貼り付けていきます。
参加したメンバーは4人。
みんな岡さんのデザインに惚れたものたち同士なせいか、手芸の趣味(テイスト)も似通った部分があった上、4人中3人にはなんと札幌在住経験ありという共通点まであって(うち1人はご出身)。
岡さんご自身も銭函の方ということで、作業の間中楽しいおしゃべりの花も咲かせ通しでした。
(かなりカシマシかったことと・・^^;)
岡さんの作品はテキスタイルや刺繍バッグなど布モノが多いのに、どうしていつもワークショップは紙モノ?と不思議に思っていたのですが、彼女のデザインは切り絵がベースになっていることも少なくないようで。
そう言われてみれば私が以前求めたアジサイ柄のクロス(岡さんはカルトナージュにお使いでした)も直線的。
なるほどそれで・・と合点したのでした。
予定の2時間はあっという間に過ぎ、一応各自作品も仕上がったところで、スタッフの方が用意してくださったおいしいお茶とお菓子でくつろぎのティータイム。
地元湘南の洋菓子店「葦」のもの
いずれも手作りならではのおいしさがありました
その後一旦解散となったのですが、私と友人は岡さんとスタッフの方とご一緒に、六地蔵そばのショップ「木木(きぎと読む)」へ。
温かみのあるこぢんまりとした空間に、cholonで目が釘付けになったハンドメイドのバッグやデザインの元となった原画(?)、テキスタイルにカードといった岡さんの作品の数々が所狭しと並んでいて、ひとつひとつじっくり見せていただきながら、ただただうっとり&ため息のつき通し。。
お店には岡さんの作品のほか、オーナーさんが直接工場から買い付けていらした素敵な糸の数々や、青森の作家さんによる津軽裂織やごぎん刺し作品もおいてあり、ものすごーくよい目の保養&心の栄養になりました^^。
オーナーさんご自身も、以前手芸専門の書店にお勤めだっただけあって手仕事がお好きらしく、デザイナーさんともども素材の持つ不思議な魅力について語っておられました。
今回はあまり時間がなくてゆっくりできなかったのですが、是非また改めて訪ねてみようと思います。
鎌倉でのワークショップは昨日と今日の2日間で終わり、このあとまた札幌であるようです。
詳しくはコチラ(点と線製作所さんのブログ)へ。
なお、「北の模様帖Ⅱ」の展示@木木は、5月9日(日)まで開催中です。
詳しくはコチラ(木木さんのホームページ)をご覧ください。