夢の北海道米 |
去年数量限定で販売された試験栽培米が話題を呼び、期待の高まる中一般販売が開始された今年は、天候不順によりあいにくの不作。。
で、地元北海道でも手に入れるのが難しいと聞いていたのですが・・
そろそろすぎはらさん*で前回注文した「ほしのゆめ」(こちらも北海道米。蘭越産がおいしいです)を食べ終わる頃だし、だめもとでゆめぴりかを送ってもらえないか問い合わせてみようかしらん・・と思っていた矢先になんと!
思いもかけず札幌の知人×2から、先週立て続けにドドーンと送られて来たのです。
なんという有難きお心遣い・・
うれしくて涙がちょちょぎれそうでしたよ~。
*すぎはらさんでは平素取り扱いのない商品でもリクエストに応じて取り寄せてくださいます
「ゆめぴりか」の名の由来は、夢+ピリカ(アイヌ語で美しい)なんだそう
これは炊きたてをいくらといっしょにいただきたい!と、早速生筋子を買いに走りました。
そんでもって、しょうゆと酒とみりんとを適当にあわせて鍋でひと煮立ちさせ、ばらした卵を漬け込んで半日。
ほっかほかご飯に乗せていただきました。
はじめに白米だけを一口。
う~~~ん、これは旨い!!予想以上のおいしさです。
まず、甘みがすごい。
そして、ふっくら柔らかいのに粘りがあり、それでいて粒はひとつひとつはっきりしてつややか・・
いくらも今回おいしくできたけど、何もなくてもご飯だけで一膳は軽くいけます。
この日のメインは蒸し豚野菜*だったのですが、皆なかなかそれに箸をつけず、娘にいたっては「今日のメインは米!」とのたまう始末。
*中華セイロに刻んだありあわせの野菜と豚パラの薄切りを重ねて(肉類は一番上に)蒸しただけの料理ですが、これがカンタンなのに驚くほどおいしくて。
我が家の定番メニューのひとつです。
(タレは馬路村のゆずポンで♪)
こんなにおいしいお米が北海道でできるようになろうとは、北海道ラバーの私としてはうれしい限り。
・・でも、温暖化の影響もあるのか?と思うと、ちょっとフクザツな気も。。
今回ご飯にすっかりお株を奪われた格好のいくらですが、今回はいつもと違うやり方で漬けてみました。
結構おいしくできたので、記録もかねてご紹介しておきます。
いくらのしょうゆ漬けの作り方:
<材料>
・生筋子 一腹(約200g)
・しょうゆ 生筋子の重量の10%くらい*(はじめは少なめにして、後で味を見て足りなければ足す)
・酒 同上
・みりん 同上
<作り方>
1)調味料を鍋にかけてひと煮立ちさせ、火を止めてそのまま冷ます
2)生筋子はそのまま指でしごいてばらす(袋からはがす)*
3)3%の塩水で洗ってカスを取り除き、ざるにあげて水を切る
4)3を容器に入れ、1を注いで浸す
5)冷蔵庫に入れ一晩漬ける*
<ポイント>
*卵をばらす時、ちょっと熱めの湯に塩を溶かして、それにつけなからほぐすのが一般的ですが、今回はこの方法をとってみました
この時餅網やテニスラケット(!)を使うと楽にばらせるそうです
*今回は冷蔵庫で半日おいただけですが、十分味がしみておいしかったです
*保存する場合、あまった汁気は切った方が固くならなくていいそうです
*しょうゆは煮きる必要がないので、漬けた後からでも足せると思い、今回ははじめ少なめにしておいて、後でほんの少し足して味を調節しました
そうそう、今回改めていくらのいい作り方をネットで探していて、以前も覗いたことのあるサイトに行き着きました。
面白いのでリンクしておきます。