レトロパン屋@池袋 |
通算30年以上都内で暮らしながら、この地を訪れたのは数えるほどしかありません。
右も左も分からない中、用事を足して駅に向かう道すがら、目の前に突然私の意識を捉えるものが出現しました。
この看板を見た瞬間、私の身体はほぼ金縛り状態。
そこから動くことができなくなりました。
こうなったらもう店内に入るよりほかありません。
ぱっと見いかにも昔からある町のパン屋さん風な雰囲気ながら、並んでいる商品が普通とちょっと違います。
パッケージのデザインからして昭和の香りがプンプン。
あれにもこれにもそそられて、なかなか選ぶことができません~。
上の画像左から、はちみつパン、アップルロール、スポンジカステラ。
左右は人気No.2のレーズンブレッドと、No.3のスイートブレッド。
いずれもお値段140円也。
サイズは普通のパウンド大です。
しかし、もっとも注目すべきはこのネーミングでしょう。
カステと名づけられたこのパンは、その名の通り(?)カステラのようなスポンジ生地がなまこ状のパン生地に包まれていて、それをカットしたもののよう。
それはまだしも、このカジノに至っては、どうしてそう名づけられたのか想像もつきません^^
写真は撮り損ねましたが、生菓子や焼き菓子などケーキの類もいろいろありました。
こちらはほぼ定番スタイルの品揃えでしたが、昔ながらの気取らない雰囲気とお手ごろな庶民価格に好感が持てました。
ちょっと元町の喜久家洋菓子舗に似た感じかな。
あるいは西荻のこけし屋とか。
札幌でいうと、パールモンドールや千秋庵といったあたり。
そうそう、それからこちらもあいにく画像はないのですが、クッキーの缶に描かれていた女性のイラストが、自由が丘のモンブランのそれに似ていて。
ひょっとして同じ東郷青児?と思って後で調べたら、案の定そうでした。
こういう感じのお店が、横浜にも絶対あるだろうと思うのに(喜久家のほかにも)、なぜかいまだに出会えていません。
あんまり出歩いていないせいもあるんだろうけど・・
ちなみに、お店のWEBサイトによれば、かの尾崎豊氏も幼い頃からここのケーキのファンだったとか。
それで今でも彼の誕生日や命日には、ファンがケーキをに来るのだそうです。
*タカセ
豊島区東池袋1-1-4(~本店。JR池袋駅東口目の前)
TEL 03-3971-0211
年中無休 9AM~10:30PM