きのこ観察Vol.3(9/29@北海道神宮界隈)①ラクヨウ |
新たに北海道のきのこ図鑑も購入し、ますます興味が膨らんできました。
29日には、完全にきのこ観察を主目的にして、近所のお散歩コースを歩きました。
10日以上前のことなので、はっきりとは記憶していないのですが、この頃はぐずぐずしたお天気が続いていて、確かこのときも雨上がりだったかと。
そのせいもあってか、またしてもいろんな出会いがあって・・
中でもこの日一番の「収穫」はこれ。
ラクヨウ(落葉)です。
正式名称は「ハナイグチ」。
地元ではもっともポピュラーな野生のきのこで、この時期店頭にも並びます。
これまでお店で見かけても、最低でも1パック500円くらいするので(量は10個くらい?)手が出せずにいたのですが、知人がブログでおいしいと紹介していたので、ちょっと気になってはいたのです。
それと思しきものに思いがけず出会えたので、早速摘んでその知人の家へ直行。
お墨付きをいただいて、晴れてその晩の食卓に上りました。
いただき方は、おみおつけやおろし和えが一般的なようです。
まず塩水にしばらくつけて汚れや虫(必ずいるというわけではありませんが)を取り除き、茹でて火を通します。
お味噌汁の場合は普通に生からお出汁で煮て、お味噌をとき、大根おろしを入れたお椀に注ぎ込みます。
今回はたったの2個を家族3人でわけたので、各自の分け前はほんの少しでしたが、それでも特有の香り(新鮮だったためかくどくはなかったです)と歯応えは堪能することができました。
それにしても、野生のきのこに目覚めて1週間足らずで、まさかとって食べることになろうとは夢にも思わず、我ながらびっくりしています。
きのこは似て非なるものが少なくなく、慣れた人でも間違えることがあるくらいなので、とても怖いものと思っていました。
もちろん、その考えは基本的には今も変わりはなく、ラクヨウ以外のきのこは、いくら図鑑やWEBで調べて目星がつけられたとしても、食べるつもりは今のところ全くありません。
・・とはいいながら、ボリボリと呼ばれる「ナラタケ」にだけは興味があるのですが、図鑑によるともう既に時期は過ぎたらしいです(美味なものは9月中くらいまでなのだとか)。
(その②に続く・・)