庭の気になる植物 |
加えて今年は撮影環境の問題もあり(要は愛用のカメラが故障中で借り物の使い勝手がよろしくない)、ますますなおざりになってしまっています。
ともあれ、そんなこんなで全てをつまびらかに記録することなどはできない中、ちょっと気になるブツのみ上げておきます。
ひとつめはこちら。
お隣の奥さんから1週間ほど前、「西洋ハナニラの蕾が今年も上がってきたのよ」と2株ほど掘り上げて垣根越しにいただきました。
その後早速ネットで検索してみたのですが、その名前で出てくるのはこの時期あちこちでよく見かけるこちらのハナニラばかり。
葉も花も似てはいるのですが、花がうつむき加減に、しかも房状についているあたり、1つだけ上向きに咲くハナニラとは違うように思われます。
最初に疑ったのは、以前手伝ったことのある叔母の畑にはびこっていたハタケニラ。
もしそれだとしたら、大変申し訳ないけれど、早急に撤去&どこかまわりに何も大事なものが植わっていないような場所に植え替えなければなりません。
ただ、ハタケニラは花期がもう少し後なのと、花ももっとニラやネギのように小ぶりなのとで、とりあえずその説は引っ込めました。
検索過程で上がって来たユリ科、アマナなどのキーワードを絡めつつ、あれこれあたってみたのですが、今のところ同定するには至れていません。
どなたかご存知の方がいらっしゃいましたら、是非教えていただきたいものです。
(4/11追記:判明しました!
「アリウム・トリケトラム」のようです。
コメント欄で教えてくださったサルマタさん、ありがとうございます~!)
もうひとつ、アプローチ脇の花壇スペースから出てきた見慣れない葉。
あたりに植えたものといえば水仙にムスカリ、ドイツスズランなどの球根類、それにこぼれ種などで勝手に殖えたイングリッシュデイジーやシャスターデージー、ワイヤープランツくらいのもので、これには心当たりがありません。
上のひとつめの植物について調べる過程で出てきたカタクリの葉に似ているように思えたので、もしや?と一瞬期待したのですが、球根を植えてもこれだけ大株になるには数年かかるのにこれまで目につかなかったのはヘンだし、第一そんなレアな植物が植えもしないのに出てくることも考えにくい。
植えたものでないとすれば地のものである可能性が大なわけですが、とすると一体何かしらん?
・・と思っていたら、こちらはわりとあっさり判明しました。
おそらくホトトキズです。
「ユリ科 葉 ごま 斑」で出てきた画像を見ていて、あ!と思い出しました。
ホトトギスなら去年同じ場所に咲いていたのを見たことを。
近所でも割によく目にするので、おそらく地のものなんでしょう。
それにしても、画像検索ってすごいですねぇ。
必ずしも正解ばかりとは限らないんでしょうけれど、それを差し引いても日常レベルでは利用価値はかなりあると思います。