ニセモノ疑惑、その1: ヤマノイモ、あるいは・・? |
私なりに観察&調べた結果、ムカゴの成るヤマノイモと判断し、支柱を組んでそこへ絡ませ、大事に管理(?)してきました。
もちろん、秋に実るムカゴがお目当てです。
ところがあるとき、これに関してひとつの疑惑が浮かんできました。
本当はコレ、ヤマノイモではないんでないかい?
改めてネットで方々にあたったところ、どうやらヤマノイモとよく似た仲間にオニドコロやヒメドコロといったものがあり、両者には以下の違いがあって、互いを見分けるポイントとなっていることがわかりました。
ヤマノイモはツルが左巻き、葉が対生で、葉脈が透ける。
トコロ系はツルが右巻き、葉が互生で、葉脈が透けない。
画像を見ての通り、こやつらの葉は互生で、右巻きです。
葉脈については比較の対象がないので今ひとつはっきりしませんが、これら2つの用件を満たしている段階で既に、ほぼ間違いはなさそうです。
がっっ・・・くし。
よく土の中からこんな↑イモが出てくるので、てっきりそうかと思ってたんですが・・
(ヤマノイモの根っこは自然薯。オニドコロなどの根っこも同じ仲間なだけに似ているけれど、苦くておいしくないようです)
ちなみに上の画像の中央あたりに、カラスウリの塊根も一緒に写りこんでいます。
こちらも沢山埋まっていると見え、いたるところから萌え出ては日々つるを伸ばしています。
隣地との境界にフェンスがあった頃はそこに絡ませようと思っていたのですが、その後撤去されて今はないため対処に困り、放置している間に地を這ったりそこいらの雑草に絡みついたりと、結構ヤな感じ入ってきました。
一体どうしたものやら。。
右は似て非なる・・なんでしょう?
・・というかですね。
これは先月よりひそかに(?)進行中の緑のカーテンプロジェクトで、ゴーヤに加えてヘチマの苗を植えた直後にハタと思いついたのですが、こんなに天然のつるモノがあるんだったら、それを移植してネットに這わせればよかったのでは?!
カラスウリの方はやや緑が濃くて重たい感じがするので今イチかもしれませんが、オニドコロ(だかヒメドコロだか)の方はアサガオみたいで悪くないかも。
巻きつき方からして(ゴーヤやヘチマのようにヒゲが伸びて絡むのではなく、つる本体がらせん状に巻きつく)、ネットの網をうまくつたってくれるものかわかりませんが・・。
恐らくこれがヤマノイモだったかと思われますが(上のトコロたちのそばに生えていた)、その後見る間に枯れてしまいました。
恐らく周辺の雑草を刈った際、一緒に痛めつけてしまったものと・・
唯一葉が対生となっていた株だったのに残念!
もうひとつくらいどこかで見つからないかしらん?