旬の生しらすで |
夜の早い鎌倉のこと。
閉店するお店もちらほら出る中、運よく出会うことができました。
本日のメイン食材に。
お味噌汁ですが、何か?
先日車の窓を開けて海沿いの国道134号を走っていたら、腰越(こしごえ・地名。江ノ電沿線です)のあたりでにわかに風がしらすのにおいになって。
そのにおいでそこが腰越だと気づいたほどでした。
(腰越はしらすで有名なのです、念のため)
1~3月上旬の禁漁期を除いて、釜揚げや天日干しはいつでも手に入りますが(あ、冷凍ものなら年中ありますね)、加熱していない生のものは、まさに春の今(と秋の年2回)が旬なんですね。
今回買った生しらすは今日が消費期限で、加熱用と表示されて1パック100円で売られていました。
(ちなみに生食用は1パック500円)
生もいいけど、釜揚げもおいしいし。
てゆーか、個人的には生より釜揚げ、釜揚げより天日干しの方が実は好きだったりするくらいで。
脇へ添えられていた札に「湯がいて味噌をといた汁に入れればだし要らず」みたいなことが書いてあったので、その通りにしてみたのでした。
そうしたら、これが予想以上に大当たり!で。
家人が口を揃えて言ったことには、「しらすというよりカニみたい」と。
まぁカニは言い過ぎにしても、とろりとして臭みもなくて、魚という感じはあまりしませんでした。
目をつむって食べたら、何だか言い当てられないかも。
おいしさに加えて、いかにも地元ならではな食材と調理法という気がして、それが何より嬉しかったり。
札幌にいたときホタテの稚貝のおみおつけをよくやったように・・
また見つけたらリピートしてしまいそうです。