ドイツ語の数字の数え方 |
というわけで、この場を利用して復習したいと思います。
前回学んだ中で難しかったのは、数の数え方(というか数字の読み方)。
0-20までは案外英語と似たような感じでそこそこ覚えやすいのですが、問題はそれ以降。
それについて書く前に、似ている方の例を上げておきます(100までの中で)。
特に下記の数は、音だけ聞いている限り英語にとてもよく似ているように思います。
例えて言うならば、英語を東北訛りにしたような感じ?^^
(スペリングは若干?かなり?違いますが・・ex. t→zなど)
9 - neun (ノイン)
10 - zehn (ツェーン)
12 - zwölf (ツウェルフ)
15 - fünfzehn (フンフツェーン)
19 - neunzehn (ノインツェーン)
20 - zwanzig (ツワンツィヒ)
50 - fünfzig (フンフツィヒ)
90 - neunzig (ノインツィヒ)
100-hundert (フンダートゥ)※トゥと表しましたが、実際には母音のない't'のみの音です
※()内は私が勝手にカタカナをあててみたものです
で、21から先なんですが、これが英語と(もちろん日本語とも☆)違ってきます。
21 - einundzwanzig (アイヌンツワンツィヒ)
22 - zweiundzwanzig (ツヴァイウンツワンツィヒ)
23 - dreiundzwanzig (ドゥライウンツワンツェヒ)
24 - vierundzwanzig (フィアルンツワンツィヒ)
25 - fünfundzwanzig (フンフンツワンツィヒ)
26 - sechsundzwanzig (ゼクスンツワンツィヒ)
27 - siebenundzwanzig (ズィブヌンツワンツィヒ)
28 - achtundzwanzig (アハトゥンツワンツィヒ)
29 - neunundzwanzig (ノイヌンツワンツィヒ)
30 - dreißig (ドゥライスィヒ)
最後の30は別として、21から29までを見ると、後半の'undzwanzig'は共通しているのがわかります。
これは英語の'and'にあたる'und'と、'twenty'を意味する'zwanzig'がつながったもので、つまり21なら1+20と表現しているわけです。
30台もそれ以降も同様に、1桁目が先に来ます。
これに対し英語の場合はtwenty oneですから、日本語の「二十一」と同様2桁目が先に来ています。
そんなわけで、理屈(あるいは規則?)にあてはめればさして難しいことでもないのかもしれませんが、実際に耳で聞いて数字を当てるのはまだ至難の業。
例えば、練習でやった5桁の郵便番号なんて(下に例アリ)、聴いた瞬間数字が頭に浮かぶ・・なんてことは今のところまずあり得なくて、うーんと、えーと・・と考えて、ようやく正解を導き出せるかといった按配。
先生は「大丈夫、慣れる」とおっしゃるけれど、それには一体どのくらい時間がかかることやら・・。
ex. 27412 - siebenundzwanzig, einundvierzig, zwei (Tarmstedtという場所の郵便番号)
ちなみに、実際にはこのように数字を2桁、2桁、1桁と分けたりせず、1桁ずつ読んで構わないそうです。
それを聞いて一堂ホッとしたのでした。
でもね。
数字の読み方について、あとになってふと気づいたのですが、むしろ英語の方が規則性がなくてヘンといえばヘンでない?
だって、13から19まではドイツ語と同じ語順、すなわち1桁目が先に来ているのに、21以降はそれが逆転してしまうんですよ?
どうせなら日本語のように、徹頭徹尾大きい位から読む、という風にすればよかったのに・・。
とはいえ、英語はもうガッツリ頭に入ってしまっているから、もはやなんの違和感もありませんが。