新年早々古いネタで恐縮ですf^^;。
昨年11月のことになりますが、習い事のお仲間に誘われて、鎌倉近代美術館で開催中の
「シャルロット・ペリアンと日本」展を観に行きました。

事前に何の予備知識もなく行ったのですが、なんだか見覚えのあるような作品がちらほら・・。
それもそのはず、シャルロット・ペリアン女史はル・コルビュジエ氏の弟子の一人で、家具製作においては強力なパートナーでもあったのです。
かの有名な長椅子「シェーズロング」も、彼女との共同作品だったと今回知りました。
驚いたのは彼女が1940年に30代の若さで「輸出工芸指導顧問」として当時の商工省から招かれ、初来日していたこと。
師匠のコルビュジエよりずっと前から日本と深い縁があったのですね。
以来戦前戦後を通じて何度も日本を訪れ(実際に居を構えて家族と生活したことも)、東北など全国各地を回って日本の「民芸」の理念に触れるとともに、ヨーロッパのモダン・デザインをそれらと結びつけ、当時及び以後の日本のデザイン界に少なからぬ影響を与えたようです。
先日亡くなられた柳宗理氏ともかなり交流があったようで、何枚もの写真に一緒に写っていました。
個人的にツボだったのは、壁一面に掲げられた巨大な織物(子供の描いた絵がモチーフになっている)と、両側から使える(ゆえに部屋の間仕切りにもなりそうな)モンドリアンの絵みたいな棚。
特に棚には大いに刺激され、その後数日間は趣味部屋の棚の大改造を試みたい欲求に駆られて大変でした。
幸い?にもそれは机上の空論/脳内妄想に終わり、今ではすっかりおさまっております・・
(と思われますが、このテの妄想はいつまた再発するやも知れず・・^m^)展示についてはこのくらいにして(あっさりでスミマセン☆)、美術館についても少し。

鎌倉近代美術館(正式名称は神奈川県立近代美術館 鎌倉/The Museum of Modern Art, Kamakura)は、1951年に開館した(よって去年は開館60周年でした)日本初の公立近代美術館だそうです。
鶴岡八幡宮の境内にあり、日常的にその周囲を行き来しながら、中に入ったのは今回が初めてでした。
鳥居をくぐって少し進んだ先の左手
平家池のほとりにあります
美術館の設計は、ペリアンと同時期にコルビュジエのアトリエにいた坂倉準三氏。
この巡り合わせにはちょっとびっくりしました。
今回の展示と建物自体があたかもシンクロしているかのように感じたのは、そのせいだったのかもしれません。

上の画像の中にあるドアなどもそうですが、太陽光が方々で建物に面白い影を描いていました。
そんな自然の効果まで計算に入れて設計されているのでしょうか。
池に面したテラスでは、それが特に顕著に感じられました。


水面の揺らめきが天井に映って
とてもアーティスティックな光景でした
池に面した居心地のよいカフェでお茶もしました
ここでゆっくり本でも読めたら編み物でもできたら最高♪今回ご紹介したこの
「シャルロット・ペリアンと日」展は今月9日、3連休の最終日までやっています。
以上、会期終了間際になって思い出したペリアン展@MOMA鎌倉レポでした~!
オマケ